ブックタイトル一般財団法人 なら建築住宅センター 40th ANNIVERSARY 1975-2015

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一般財団法人 なら建築住宅センター 40th ANNIVERSARY 1975-2015

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概要

一般財団法人 なら建築住宅センター 40th ANNIVERSARY 1975-2015

Interview対談西浦重明一般財団法人なら建築住宅センター理事長Profile 2004年奈良県庁退職、同年財団法人(現:一般財団法人)なら建築住宅センター専務理事就任、2008年財団法人(現:一般財団法人)なら建築住宅センター理事長就任。現在に至る。有吉善則大和ハウス工業株式会社執行役員総合技術研究所長兼住宅事業推進部・商品開発部統括部長Profile 1982年京都工芸繊維大学住環境学科卒業、同年大和ハウス工業株式会社入社、2005年同社技術研究所副所長、所長代行就任、2012年同社住宅事業推進部・商品開発部統括部長就任。集合住宅・戸建住宅の商品開発を担当し、2014年同社執行役員に就任。現在は奈良の総合技術研究所長も兼務し独自技術の開発・新規技術の創出に従事している。石井正義積水ハウス株式会社総合住宅研究所長Profile 1986年京都大学工学部建築系学科卒業、同年積水ハウス株式会社入社、2008年開発部長就任、2009年総合住宅研究所技術研究室長就任、2013年総合住宅研究所長就任。現在に至る、現在は、今後の住まいについてのハード、ソフト面双方からの研究開発に従事。ブランドビジョン「SLOW&SMART」を具現化していく、独自の魅力ある付加価値創造を行っている。由度のある住宅が求められていくのでは、というご意見をいただきました。できなくなることを?できるように「維持」していく西浦続いてITを活用したスマートハウスなどの「高付加価値住宅等の展望」について、住宅における技術開発の専までできなかったことを、ITを活用してできるようにしていくのが真のスマートハウスであり、ITで生活をどうサポートしていけるかという観点が必要です。西濵IT化に関しては、本当にそこまで必要なのかなと感じることもあります。結局は、人間が人間らしく生活することが、エネルギーの省略につながていたことが難しくなってきた時に、支援をすることは必要だと思います。けれど、できなくなったことを全部ロボットがして、何もしなくていい状況をつくることが幸せかと言えば、そうではないはずですよね。「快適な住まい」とは?門家である有吉さんにお伺いしたいとり、一番健康に生きていける道なので石井技術革新は大切ですが、それが思います。はないでしょうか。「住まい手にとって本当に価値があるか有吉ライフスタイルの変化に対して、石井スマートハウスは一見すごそうどうか」という見極めが重要です。今まではバリアフリーなどハード面でですよね。「こんな技術ができだぞ、す東技術を高めていくことは必要です解決しようとしてきました。それに加え、今後高齢化が進む中でITをどう考えるかは重要だと思っています。ただ利便性を高めるためのIT活用ではなく、今ごいだろう!」という感じです。しかしそれが本当に幸せなことなのでしょうか。やりすぎると、結局何もしなくなってしまいます。年を取って前までできが、使い様ですよね。先回りをする便利さとか、せっかく残された機能を使わなくなってしまうようなI Tは、かえってQOL(Quality of Life=生活の質)14 Nara building housing center